ドゥクトル（2011年生、母アルビアン）

ドゥクトル（2011年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「統率者（ラテン語）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時26歳）と交配したアルビアンが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）サンシャイン牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方37戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の3歳以上C4-8。

経歴

デビュー前

手塚貴久厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

9月8日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた2戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1400m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。

10月29日、中2週で迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を披露したが、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の優駿ドリームゲート賞（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

3歳（2014年）

4月29日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、岩橋勇二騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず6着に敗れた。

5月29日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

6月5日、連闘で馬体重を前走から8kg戻して迎えた8戦目は、3歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1000m 雨/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（4戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のキネマオブクイーンを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

7月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-8（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、伸びてきたモルフェマンボ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた11戦目は、新冠町フタップの滝賞（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は岩橋勇二騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、トモノロッキーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で岩橋勇二騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で岩橋勇二騎手（7戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-5（門別ダート1000m 晴/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で岩橋勇二騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岩橋勇二騎手（9戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4-6（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岩橋勇二騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた17戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

11月2日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のラヴピースを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

11月17日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

11月23日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2二（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

12月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は8戦連続で陶文峰騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2三（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で陶文峰騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

12月29日、連闘で迎えた26戦目は、一般C2十一（水沢ダート1400m 小雪/不良）に出走。鞍上は10戦連続で陶文峰騎手（9戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

4歳（2015年）

1月3日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2九（水沢ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は11戦連続で陶文峰騎手（10戦1勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず3着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で陶文峰騎手（11戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

3月21日、中9週で迎えた29戦目は、夢競馬スタート（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で陶文峰騎手（12戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた30戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、雪どけ（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた31戦目は、鈴木麻優騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

4月11日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木麻優騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木麻優騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた34戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（13戦1勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた35戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

6月6日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた37戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

6月20日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。