イケノパトラッシュ（2001年生、母オンワードルビー）

イケノパトラッシュ（2001年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のセキテイリュウオー（当時12歳）と交配したオンワードルビーが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は池添安雄。戦績は、地方46戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の3歳以上B1-2。

経歴

デビュー前

1歳のとき、池添安雄から「北海道9月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

神保忠三厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2003年）

9月2日、デビュー戦は馬渕繁治騎手を鞍上に据えて、2歳（上山ダート1250m 晴/不良）に出走。馬体重は427kg。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた2戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の大介・加奈結婚おめでとう!記念（上山ダート1250m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。最後は、勝ったイケノグランプリから7馬身差の2着となった。

9月30日、中1週で迎えた3戦目は、小嶋久輝騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセレクション（上山ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた4戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセレクション（上山ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた5戦目は、2歳A3（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は小嶋久輝騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた6戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセレクション（上山ダート1300m 雨/不良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた7戦目は、村井裕章騎手を鞍上に迎えて、2歳F41（園田ダート1400m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた8戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、2歳F41（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

3歳（2004年）

1月15日、中2週で迎えた9戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳F42（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

1月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳F41（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた11戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳F41（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフィジーボーイを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

2月26日、中1週で迎えた12戦目は、3歳F41（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンディイチトクを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

3月16日、中2週で迎えた13戦目は、3歳F22（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のファニーガールを3/4馬身振り切って勝利を手に入れた。

4月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳F12（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

5月6日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳F1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた16戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳F11（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

6月3日、中1週で迎えた17戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサイレントヒルを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

6月17日、中1週で迎えた18戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた19戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（4戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた20戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。

8月19日、中4週で迎えた21戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（5戦2勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

9月14日、中3週で迎えた22戦目は、3歳以上C4-1（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上C5-1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（7戦2勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマッキーハピネスに1馬身1/4の差をつけて3勝目を手中に収めた。

10月12日、中1週で迎えた24戦目は、さぎ草特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（8戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のヒダカロイヤルをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

10月28日、中1週で迎えた25戦目は、波賀町サイクリングターミナル特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（9戦4勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた26戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のテンマをハナ差振り切って雨中の一戦を制した。

12月1日、中2週で迎えた27戦目は、地方重賞の園田金盃（園田ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に終わった。

4歳（2005年）

1月3日、中4週で迎えた28戦目は、4歳以上A2-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（10戦4勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

1月19日、中1週で迎えた29戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上A3-1（園田ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は田中学騎手（11戦4勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

2月16日、連闘で迎えた31戦目は、4歳以上A3-1（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（12戦4勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上A3-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（13戦4勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた33戦目は、カシの木特別（姫路ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（14戦4勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた34戦目は、4歳以上B1-1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（15戦4勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた35戦目は、淡路いざなぎ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

5月17日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた36戦目は、4歳以上A3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（16戦4勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた37戦目は、淡路島牛乳特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は北野真弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、最後はビックリシタと並んで4着同着となった。

6月14日、中1週で迎えた38戦目は、静御前特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（17戦4勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた39戦目は、キリン一番搾りカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（18戦4勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

7月12日、中1週で迎えた40戦目は、南光ひまわりの郷特別（園田ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（19戦4勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月9日、中3週で迎えた41戦目は、志んぐ特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は北野真弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に終わった。

9月21日、中5週で迎えた42戦目は、東芝ライテック賞（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北野真弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた43戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、丹波焼陶器まつり特別（園田ダート1700m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず12着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた44戦目は、川西源氏特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた45戦目は、朝来市よふど温泉特別（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は松平幸秀騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず10着に終わった。

11月26日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた46戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、タイムチャレンジレース（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。