ピカンチフラワー（2022年生、母アイムヒアー）

Pikanchi Flower

2022.04.08

ピカンチフラワー（2022年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のホッコータルマエ（当時13歳）と交配したアイムヒアーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は三石川上牧場。主な勝ち鞍は2024年のファーストステップ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、三石川上牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

板垣吉則厩舎（岩手）へ入厩。

2歳（2024年）

5月5日、デビュー戦は塚本涼人騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は435kg。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマツリダマスラオを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月3日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマツリダマスラオに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月8日、約3か月の休養明けで迎えた3戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、2歳M3のビギナーズカップ（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月6日、中3週で迎えた4戦目は、2歳M1のネクストスター盛岡（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

11月3日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳M1のプリンセスカップ（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3歳（2025年）

1月30日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のひなぎく特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦の内川賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露し、4着に入った。