マルカンサムソン（2010年生、母ナエクモ）

マルカンサムソン（2010年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時7歳）と交配したナエクモが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は北海道大学北方生物圏フィールド科学センター耕地圏ステーション静内研究牧場。戦績は、地方11戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北大研究牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、北大研究牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、斉藤勘介によって31.5万円で落札された。

高橋三郎厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2012年）

11月30日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は527kg。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

12月27日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

3歳（2013年）

1月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦の巳年賞（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

2月18日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では長く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のミエーレカラメッラをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

3月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎誠士騎手（3戦1勝）。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

4歳（2014年）

2月26日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から41kg増やして迎えた6戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3七八九（大井ダート1400m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた7戦目は、一般C3八九（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（4戦1勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

4月1日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、一般C3八九（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月23日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、高橋昭平騎手を鞍上に迎えて、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

5月13日、中2週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた10戦目は、一般C3七八九（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（6戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では稲妻のような末脚を発揮したが、5着に終わった。

6月3日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（7戦1勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。