ダイアグノーシス（2001年生、母アーダーチャリス）

ダイアグノーシス（2001年5月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「診断」。毛色は鹿毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時13歳）と交配したアーダーチャリスが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ナカノファーム。戦績は、中央平地11戦1勝。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

11月8日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた2戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

3歳（2004年）

1月31日、中9週で迎えた3戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

2月8日、連闘で迎えた4戦目は、南田雅昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

2月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

3月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、3着に入った。

4月18日、中4週で迎えた7戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた8戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のオースミエンドレスをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

5月22日、中2週で迎えた9戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のガーベラ賞（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

8月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。