エイシンレディバグ（2015年生、母ビューティブロンド）

エイシンレディバグ（2015年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋てんとう虫」。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時13歳）と交配したビューティブロンドが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は今牧場。主な勝ち鞍は2019年の一般C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、今牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、栄進堂によって388.8万円で落札された。

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

3月4日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

8月9日、約5か月半の休み明けで迎えた2戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、クーパー君18歳誕生日記念（園田ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

8月29日、中2週で迎えた3戦目は、永井孝典騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

9月30日、中4週で迎えた4戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた5戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

10月14日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十四（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

10月21日、連闘で迎えた7戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた8戦目は、一般C2十二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で畑中信司騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったオーミティグリスに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

11月11日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2八（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で畑中信司騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったナポリタンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月25日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2九（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で畑中信司騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったアーバンブラックに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

12月9日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2八（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で畑中信司騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のトーアエグレットを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

12月27日、中2週で迎えた12戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、工芸・アート賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

4歳（2019年）

3月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったカワキタカスタマーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月26日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は畑中信司騎手（5戦1勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

4月2日、連闘で迎えた15戦目は、北陸街道さくらまつり特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

4月14日、中1週で迎えた16戦目は、曳山祭特別（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

4月23日、連闘で迎えた17戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

5月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシシマルを豪快な末脚で半馬身差し切って1着ゴールを果たした。

5月28日、中2週で迎えた19戦目は、能登よさこい祭り特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1五（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦1勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた21戦目は、服部大地騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のガーネット賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた22戦目は、楽天競馬で便利におトクに!特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず10着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた23戦目は、夕顔賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びを欠き10着に終わった。