ヒカリシャンハイ（2000年生、母トウシヨウクイン）

ヒカリシャンハイ（2000年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名」。毛色は栗毛。種牡馬のシャンハイ（当時11歳）と交配したトウシヨウクインが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）池本牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方16戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2002年のセカンドトライ。

経歴

デビュー前

山口益巳厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2002年）

6月20日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。馬体重は414kg。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた2戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、2歳F3（園田ダート820m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた3戦目は、2歳F3（園田ダート820m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月8日、中9週で馬体重を前走から32kg増やして迎えた4戦目は、2歳F3（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のキングスピードに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月13日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のセカンドトライ（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアルトニベルに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月8日、中3週で迎えた7戦目は、2歳500万下（阪神芝1200m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

12月26日、中2週で迎えた8戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、2歳T2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るホクザンラブリーを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って3勝目を獲得した。

3歳（2003年）

1月25日、中3週で迎えた9戦目は、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

2月7日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は宮西晃宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシンドバッドを捕まえ切れず、7馬身差の2着となった。

3月2日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた11戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた12戦目は、3歳500万下の雪割草特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず11着に終わった。

9月24日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた13戦目は、村井裕章騎手を鞍上に迎えて、西宮酒ぐらルネサンス特別（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

10月9日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月22日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上B1-2（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハギノメトロポリスに交わされて6馬身差の2着となった。

4歳（2004年）

4月11日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた16戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

5月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた19戦目は、権藤学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1 B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で権藤学騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。