ケイワンファゼンダ（1991年生、母レイズドインソング）

ケイワンファゼンダ（1991年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のステートリードン（当時7歳）と交配したレイズドインソングが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は東北牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方17戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の5歳以上C1。

経歴

デビュー前

奥平真治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

8月15日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は454kg。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。前に出て、後続を2馬身以上離して、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、メイトウリュウオウに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。

9月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

9月19日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中舘英二騎手（2戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

10月31日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で中舘英二騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中舘英二騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

12月5日、中2週で迎えた6戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3歳（1994年）

1月31日、中7週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（5戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に敗れた。

2月27日、中3週で迎えた8戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場なく12着に敗れた。

3月26日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山賀一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山賀一騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた11戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。17頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

4歳（1995年）

2月7日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた12戦目は、見附正徳騎手を鞍上に迎えて、一般B3 C1-5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1 C2-6（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見附正徳騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月8日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1-5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で見附正徳騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月14日、中9週で迎えた15戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のハマノカツノリに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月27日、中1週で迎えた16戦目は、吉原正和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったカズタカコダマから3馬身差の2着となった。

7月3日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタシロサンスーシから2馬身半差の2着に敗北した。

7月16日、中1週で迎えた19戦目は、C1（佐賀ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月6日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた21戦目は、佐賀競馬ジョッキーズ・グランプリ第2戦（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉原正和騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月4日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鮫島克也騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月24日、約3か月半の休み明けで迎えた23戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉原正和騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1996年）

1月7日、中1週で迎えた24戦目は、坂井孝義騎手を鞍上に迎えて、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた25戦目は、C1（佐賀ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井孝義騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂井孝義騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた27戦目は、5歳以上C1（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で坂井孝義騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂井孝義騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。