ロングボウマン（2018年生、母Crecy）

Longbowman

2018.01.15

ロングボウマン（2018年1月15日）は、イギリスで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「大弓を使った中世のイングランドの射手」。毛色は鹿毛。種牡馬のNathaniel（当時10歳）と交配したCrecyが10歳のときに産んだ仔が本馬である。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 2戦0勝 [0-0-0-2/2]
• 総賞金 国内: 77万円
• 生年月日: 2018年1月15日
• 出生国: イギリス
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 池上昌和 美浦
• 馬主: ゴドルフィン
• 生産者: Crecy Partnership
• 抹消情報: 中央：2022年12月26日抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: ハナ

ベストレース

• レース名: 3歳未勝利
• 日付/馬齢: 2021年4月17日/3歳
• コース: 中山芝1600m 右 外
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 9.9倍/4番人気
• 馬番/頭数: 5番/16頭
• 天候: 曇 18.4℃
• 馬場状態/馬場速度: 良/標準
• レースラップ: 平均=11.8/ラスト=11.8
• レースペース: スロー
• 通過順位: 1-1-1
• 馬体重 増減: 472kg -2
• 出走間隔: 中3週
• 騎手 斤量: 石橋脩 56.0kg

血統

概要

祖母のIn A Silent Wayは海外13戦3勝。父のNathanielは海外G1・2勝（英国芝[2勝]）。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
きM	Bold Princess＝Pleasant Flight	6*7	2.34%
牡	Sadler's Wells	3×3	25%
牡	Northern Dancer	4×4*6*6	15.62%
牡	Nearctic	5*5×5*7*7	10.93%
牡	Mr. Prospector	5×5	6.25%
牡	Hail to Reason	5*6×6	6.25%
牡	Nearco	6*6*6*7×6	7.03%
牡	Native Dancer	6*6*7×6*7	6.25%
牡	Turn-to	6*7×7*7	3.9%
牡	Nashua	6*7×7	3.12%
牡	Ribot	6×7	2.34%
牡	Polynesian	7*7×7*7	3.12%
牡S	Nasrullah	6*7	2.34%
牡M	Never Bend	7*7	1.56%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Galileo 1998 （IRE）		Sadler's Wells 1981 （USA）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
			Fairy Bridge	Bold Reason
				Special
		アーバンシー 1989 （USA）	Miswaki	Mr. Prospector
				Hopespringseternal
父 Nathaniel 2008 （IRE）			Allegretta	Lombard
				Anatevka
		Silver Hawk 1979 （USA）	Roberto	Hail to Reason
				Bramalea
父の母 Magnificient Style 1993 （USA）			Gris Vitesse	Amerigo
				Matchiche
		Mia Karina 1983 （USA）	Icecapade	Nearctic
				Shenanigans
			Basin	Tom Rolfe
				Delta
母の父 Refuse to Bend 2000 （IRE）		Sadler's Wells 1981 （USA）	Northern Dancer	Nearctic
				Natalma
			Fairy Bridge	Bold Reason
				Special
		Market Slide 1991 （USA）	Gulch	Mr. Prospector
				Jameela
母 Crecy 2009 （0）			Grenzen	Grenfall
				My Poly
		Desert Prince 1995 （IRE）	Green Desert	Danzig
				Foreign Courier
母の母 In A Silent Way 2000 （IRE）			Flying Fairy	Bustino
				Fairy Footsteps
		Pray 1994 （IRE）	Priolo	Sovereign Dancer
				Primevere
			Lady Zi	マナード
				Exbury Grace

血統分類

• サイアーライン: サドラーズウェルズ系
• ファミリーナンバー: 11-e

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2022/09/25 中山	芝1600m 良 晴	3歳以上1勝クラス	ディープリッチ 0.6	8 / 16	7枠 14番	石橋脩	57kg	38.3	9人	5-4-5	36.1 / 35.7	474	-6
2022/07/10 福島	芝1800m 良 晴	3歳以上1勝クラス	トランシルヴァニア 0.4	6 / 16	4枠 8番	石橋脩	57kg	23.9	9人	1-1-1-1	36.1 / 35.6	480	+8
2022/05/22 新潟	芝1400m 良 晴	4歳以上1勝クラス	トーカイキング 1.1	8 / 16	5枠 9番	川須栄彦	57kg	9.4	5人	7-7	35.5 / 35.4	472	-4
2022/04/03 中山	芝1600m 稍 雨	4歳以上1勝クラス	オメガロマンス 0.6	7 / 16	4枠 8番	石橋脩	57kg	13.9	7人	1-1-1	36.9 / 35.5	476	+4
2022/03/21 中京	芝1600m 良 晴	4歳以上1勝クラス	ヴィアルークス 0.1	4 / 16	3枠 6番	吉田隼人	57kg	31.4	8人	1-1-1	35.2 / 36.1	472	-2
2021/12/05 中京	ダ1400m 良 曇	3歳以上1勝クラス	マイグレーション 2.5	16 / 16	5枠 10番	福永祐一	56kg	7.7	3人	7-9	40.0 / 35.5	474	-10
2021/10/31 新潟	芝1400m 良 晴	十日町特別 1勝クラス	テーオーディエス 0.3	7 / 18	7枠 13番	泉谷楓真	55kg	50.6	12人	8-10	35.5 / 35.8	484	+6
2021/06/27 札幌	芝1500m 良 晴	3歳以上1勝クラス	ヴァトレニ 0.9	7 / 14	2枠 2番	泉谷楓真	52kg	15.0	6人	1-1-1	35.7 / 35.2	478	+6
2021/04/17 中山	芝1600m 良 曇	3歳未勝利	(エンブレムコード) 0.0	1 / 16	3枠 5番	石橋脩	56kg	9.9	4人	1-1-1	35.1 / 36.3	472	-2
2021/03/20 中京	ダ1400m 良 晴	3歳未勝利	インディペンデント 0.7	4 / 16	1枠 1番	鮫島克駿	56kg	11.7	5人	2-1	39.3 / 35.1	474	-4
2021/02/07 東京	芝1600m 良 晴	3歳新馬	ニシノオイカゼ 0.6	6 / 16	7枠 13番	坂井瑠星	56kg	87.6	10人	5-3	34.7 / 37.9	478

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

池上昌和厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

2月7日、デビュー戦は坂井瑠星騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

3月20日、中5週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、4着に入った。

4月17日、中3週で迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のエンブレムコードをハナ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月27日、中9週で迎えた4戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌芝1500m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、若干速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

10月31日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの十日町特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦0勝）。18頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

12月5日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に敗れた。

4歳（2022年）

3月21日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けん気を発揮してゴールまで勇戦し、4着に入った。

4月3日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦1勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい7着に敗れた。

5月22日、中6週で迎えた9戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

7月10日、中6週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は石橋脩騎手（2戦1勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。先手を取る形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

9月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（3戦1勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

2022年12月26日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。