ブイビジン（1988年生、母モンバン）

V.Bijin

1988.04.22

ブイビジン（1988年4月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のエビタカラ（当時12歳）と交配したモンバンが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は高橋 弘二。戦績は、中央平地5戦1勝。主な勝ち鞍は1990年のアラ系3歳未勝利。

経歴

デビュー前

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

6月23日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。馬体重は438kg。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、後続との差を2馬身以上キープして、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマスクメイクに3馬身半の差をつけて未勝利戦を制した。

7月28日、中4週で迎えた2戦目は、アラ系3歳400万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた3戦目は、2歳オープンのアラブ3歳特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦1勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き4着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系3歳オープン（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系3歳400万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（4戦1勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。