レッドマーベル（2008年生、母オールザチャット）

レッドマーベル（2008年5月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋驚異」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時9歳）と交配したオールザチャットが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、中央平地13戦1勝。主な勝ち鞍は2010年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

東京サラブレッドクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

9月25日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のトップルビーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月6日、中2週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳G3のファンタジーステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。17頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

3歳（2011年）

1月16日、中9週で迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンの紅梅ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

4月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のドラセナ賞（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず12着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1400m 小雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

10月23日、約6か月の休み明けで迎えた8戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り雨/良）に出走。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

4歳（2012年）

11月18日、約12か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい14着に終わった。

5歳（2013年）

3月9日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

3月16日、連闘で迎えた13戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。