ホープタウン（2011年生、母ジェネラスオプション）

ホープタウン（2011年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「オーストラリア初代総督・ホープタウン伯爵より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のコマンズ（当時15歳）と交配したジェネラスオプションが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム（有）。戦績は、中央平地8戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2014年のマカオジョッキークラブトロフィー(500万下)。

経歴

デビュー前

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

7月13日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は468kg。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で驀進したが、勝ったラブリープラネットにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着となった。

7月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフェブノヘアを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて未勝利戦を制した。

3歳（2014年）

7月20日、約12か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下のマカオジョッキークラブトロフィー（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて先頭をうかがい、最後は2着のジェネシスロックをハナ差振り切って休養明け初戦を物にした。

8月17日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上1000万下の西部日刊スポーツ杯（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、W.ビュイック騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（阪神芝1200m 雨/重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に敗れた。

4歳（2015年）

2月15日、中7週で迎えた6戦目は、D.バルジュー騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では最後まで息が続かず11着に敗れた。

5歳（2016年）

2月14日、約12か月の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（3戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のビバリーヒルズをクビ差振り切って久方ぶりの一戦を制した。

2月28日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の周防灘特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（4戦2勝）。18頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。