クリノパイソン（2018年生、母モエレエターナル）

Kurino Python

2018.05.03

クリノパイソン（2018年5月3日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+ニシキヘビ」。毛色は鹿毛。種牡馬のスマートファルコン（当時13歳）と交配したモエレエターナルが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は横井 哲。主な勝ち鞍は2021年の3歳以上C3三。

経歴

デビュー前

石橋満厩舎（兵庫）へ入厩。

3歳（2021年）

10月29日、デビュー戦は長谷部駿弥騎手を鞍上に据えて、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は497kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカサマツブライトに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月11日、中1週で迎えた2戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷部駿弥騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るワンダーハートを豪快な末脚で半馬身差し切って断トツ人気に応えた。

4歳（2022年）

1月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に終わった。

2月20日、中2週で迎えた4戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

10月23日、約7か月半の休み明けで迎えた6戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は秋山稔樹騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で大外15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山稔樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったヴィンテージボンドに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

12月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋山稔樹騎手（5戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月25日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で秋山稔樹騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい10着に敗れた。

5歳（2023年）

1月15日、中2週で迎えた12戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、5着を確保した。

1月28日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木大輔騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木大輔騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。競走中止となった。

2023年2月12日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。