カツノアラジン（1985年生、母カツフアン）
1985.04.10
カツノアラジン（1985年4月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のシナノリンボー（当時10歳）と交配したカツフアンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は秋田育成牧場。戦績は、地方37戦11勝2着7回。主な勝ち鞍は1987年のゴールドトロフィー。
経歴
デビュー前
秋田利行厩舎（北海道）へ入厩。
2歳（1987年）
5月5日、デビュー戦は柳沢好美騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（函館(地)ダート1000m 雨/重）に出走。馬体重は455kg。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のイチノアコードに9馬身の差をつけて初白星を挙げた。
7月5日、中8週で迎えた2戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイアンエースに2馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。
7月15日、中0週で迎えた3戦目は、アラ系3歳（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月10日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のゴールドトロフィー（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアキコトウザイをアタマ差制して3勝目を奪取した。
9月6日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳（札幌(地)ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で柳沢好美騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデハンターに3/4馬身の差をつけて勝利をモノにする
9月29日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のジュニアチャンピオン（札幌(地)ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柳沢好美騎手（5戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月19日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦の丸ヨ池内特別（札幌(地)ダート1500m 曇/不良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は7戦連続で柳沢好美騎手（6戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイリンザンから2馬身半差の2着に敗北した。
10月29日、中0週で迎えた8戦目は、2歳戦のアラブ3才争覇（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で柳沢好美騎手（7戦4勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。
12月16日、中6週で迎えた9戦目は、本間茂騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の全日本アラブ争覇（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。4着に終わった。
3歳（1988年）
6月2日、約5か月半の休養明けで迎えた10戦目は、3歳戦の北海盃（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は柳沢好美騎手（8戦4勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月13日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、アラ系4歳（帯広ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月4日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の帝冠賞（岩見沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（10戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったダイリンザンから1馬身差の2着に敗北した。
8月24日、中2週で迎えた13戦目は、襟裳岬特別（札幌(地)ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手（11戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のミツキイサカキーに半馬身の差をつけて5勝目を掴み取った。
9月27日、中4週で迎えた14戦目は、山下信雄騎手を鞍上に迎えて、梅鉢草特別（岩見沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のモペツトランナーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
10月6日、連闘で迎えた15戦目は、山茶花特別（岩見沢ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山下信雄騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオークランドビユーに6馬身の差をつけて7勝目を獲得した。
11月2日、中3週で迎えた16戦目は、アラブ王冠（岩見沢ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下信雄騎手（2戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月20日、中6週で迎えた17戦目は、河津裕昭騎手を鞍上に迎えて、アラブマイラーズ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。
4歳（1989年）
2月12日、中7週で迎えた18戦目は、酒匂川特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河津裕昭騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のタイザンキングに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
2月27日、中1週で迎えた19戦目は、入間川特別（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河津裕昭騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトライトオーから1馬身差の2着となった。
3月10日、中1週で迎えた20戦目は、城山湖特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で河津裕昭騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のタイザンキングに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
3月29日、中2週で迎えた21戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、銀盃（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。12着に敗れた。
5月3日、中4週で迎えた22戦目は、銀杯（帯広ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は山下信雄騎手（3戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったエバーフラツシユから1馬身差の2着となった。
7月27日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、つゆくさ賞（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下信雄騎手（4戦2勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月24日、中3週で迎えた24戦目は、はまなす賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下信雄騎手（5戦2勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。
9月6日、中1週で迎えた25戦目は、やまゆり賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下信雄騎手（6戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤシロヤングに2馬身半の差をつけて10勝目を達成した。
9月18日、中1週で迎えた26戦目は、ニッポンハム特別（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山下信雄騎手（7戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオリエントキングに3/4馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす
10月10日、中2週で迎えた27戦目は、黄菊賞（札幌(地)ダート2400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下信雄騎手（8戦4勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月7日、中7週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた28戦目は、全日本アラブ大賞典（大井ダート2600m 曇/良）に出走。鞍上は本間茂騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。
12月26日、中2週で迎えた29戦目は、千代田区賞（大井ダート1600m 内回り 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で本間茂騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。
5歳（1990年）
1月15日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた30戦目は、迎春特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本間茂騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に終わった。
2月9日、中3週で迎えた31戦目は、酒匂川特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で本間茂騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったラドンナから5馬身差の2着となった。
3月26日、中5週で迎えた32戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、A1 A2（福山ダート1800m 晴/良）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったナルミトウザイから1馬身半差の2着となった。
4月16日、中2週で迎えた33戦目は、A2（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月6日、中2週で迎えた34戦目は、A1（福山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤本三郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったトヨクラバイオーから7馬身差の2着となった。
7月12日、中9週で迎えた35戦目は、ガーベラ賞（岩見沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山下信雄騎手（9戦4勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月24日、中1週で迎えた36戦目は、ラベンダー賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下信雄騎手（10戦4勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
8月15日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた37戦目は、はまなす賞（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山下信雄騎手（11戦4勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。