アイファーヴァース（2007年生、母アストラルシルフ）

アイファーヴァース（2007年2月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時7歳）と交配したアストラルシルフが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）大栄牧場。戦績は、地方14戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の一般C21。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大栄牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、宝寄山忠則から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

久保与造厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2010年）

12月25日、デビュー戦は町田直希騎手を鞍上に据えて、3歳戦のターキー賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は435kg。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

4歳（2011年）

1月31日、中4週で迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

3月7日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

4月4日、中3週で迎えた5戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた6戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、デュボンタンに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

5月9日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定戦の久し振りに3連休記念（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のエーシンランマンに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

5月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、馬瀬川特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

6月13日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で安部幸夫騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、ウキウキに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

6月27日、中1週で迎えた10戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で安部幸夫騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のウイズインタフネスをクビ差振り切って1番人気に応えた。

7月18日、中2週で迎えた11戦目は、岐阜信用金庫杯（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で安部幸夫騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

7月25日、連闘で迎えた12戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

8月3日、連闘で迎えた13戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安部幸夫騎手（7戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、マルコファンタジーに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

8月15日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた14戦目は、牝馬限定の一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。