スイッチオン（2007年生、母ターフグラッド）

スイッチオン（2007年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「スイッチを入れる」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトワイニング（当時16歳）と交配したターフグラッドが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大野牧場。戦績は、地方37戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の4歳以上C2 29。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2010年）

6月1日、デビュー戦は黒沢愛斗騎手を鞍上に据えて、一般C3-4（門別ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

7月13日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、川島雅人騎手を鞍上に迎えて、一般C3-5（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

7月21日、連闘で迎えた3戦目は、一般C3-5（門別ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島雅人騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた4戦目は、ポラリスドーム賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島雅人騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた5戦目は、一般C3-5（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島雅人騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

9月29日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、一般C3-5（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で川島雅人騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく12着に終わった。

10月31日、中4週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた7戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず7着に終わった。

11月7日、連闘で迎えた8戦目は、3歳以上C2 38（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったスイートロバーツに詰め切れず、4馬身差の2着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に終わった。

11月28日、連闘で迎えた10戦目は、3歳以上C2 36（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた12戦目は、村松翔太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 34（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

4歳（2011年）

1月2日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山下裕貴騎手（5戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

1月9日、連闘で迎えた14戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 32（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に終わった。

1月16日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山下裕貴騎手（6戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着を確保した。

1月22日、連闘で迎えた16戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 35（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2 23（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月12日、連闘で迎えた18戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は竹吉徹騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るユメノナカニを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月20日、連闘で迎えた19戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山下裕貴騎手（7戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャイニーフライトを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

2月26日、連闘で迎えた20戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

3月12日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた22戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は山下裕貴騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（9戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は村松翔太騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったキタノレリクスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月15日、中0週で迎えた26戦目は、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のハートフェルトに1馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

5月29日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で村松翔太騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で村松翔太騎手（5戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で村松翔太騎手（6戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で村松翔太騎手（7戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で村松翔太騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

7月31日、連闘で迎えた32戦目は、4歳以上C2 17（佐賀ダート1300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で村松翔太騎手（9戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で村松翔太騎手（10戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

8月21日、連闘で迎えた34戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は山下裕貴騎手（10戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

8月27日、連闘で迎えた35戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は村松翔太騎手（11戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村松翔太騎手（12戦1勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

9月17日、連闘で馬体重を前走から20kg減らして迎えた37戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で村松翔太騎手（13戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。