トーセンプロセス（2017年生、母トーセンプリモ）

Tosen Process

2017.03.15

トーセンプロセス（2017年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のトーセンホマレボシ（当時8歳）と交配したトーセンプリモが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社 エスティファーム。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

小久保智厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2020年）

2月21日、デビュー戦は橋本直哉騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月27日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本直哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のダンディドゥをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

4月21日、中3週で迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本直哉騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた4戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

6月5日、中3週で迎えた5戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C1一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

7月29日、中5週で迎えた7戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマイネルエーポスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

8月12日、中1週で迎えた8戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るホーリーエンジェルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて2勝目をマークした。

9月4日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアービルビエントをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

9月24日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4歳（2021年）

1月7日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のフェイトフルに2馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

1月27日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C2三（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（5戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。