ジェットブレード（2022年生、母ジュリーハーツ）

ジェットブレード（2022年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「水圧を利用して空を飛ぶアクティビティ」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のBeach Patrol（当時9歳）と交配したジュリーハーツが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

7月6日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月1日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原優介騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では超凡な末脚を発揮し、3着を確保した。

9月28日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で原優介騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

11月10日、中5週で迎えた6戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のクレプスクルムをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

3歳（2025年）

3月23日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、3歳1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は原優介騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。逃げる形となり、リードを2馬身以上確保して、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた8戦目は、3歳1勝クラスの山藤賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（6戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい5着に終わった。

4月19日、連闘で馬体重を前走から16kg減らして迎えた9戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのひめさゆり賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月5日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの伊達特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

8月3日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラスの燕特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

8月31日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラスの瓢湖特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢一樹騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月18日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラスの岩船特別（新潟芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢一樹騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラスの三春駒特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢一樹騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るスイートオレンジをクビ差だけ差し切って2勝目を獲得した。