ファビュラスカラー（1997年生、母フレンチカラー）

ファビュラスカラー（1997年5月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時11歳）と交配したフレンチカラーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は石川栄一。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の4歳未出走。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

4月22日、デビュー戦は後藤浩輝騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未出走（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。馬体重は496kg。12頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、ビッグハッピーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るビクトリースポットを途轍もない末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月20日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定4歳500万下のカーネーション特別（東京芝1800m 雨/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦1勝）。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが劣勢になり16着に終わった。

11月26日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4歳（2001年）

1月21日、中7週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。