アギレラビーム（2020年生、母エメラルドビーム）

Aguilera Beam

2020.04.05

アギレラビーム（2020年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「人名より+冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のワールドエース（当時11歳）と交配したエメラルドビームが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は畠山牧場。主な勝ち鞍は2022年の2歳C2二。

経歴

デビュー前

加藤和宏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

7月9日、デビュー戦は水沼元輝騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は438kg。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた2戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で原優介騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

11月19日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

2022年11月24日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月20日、中3週で迎えた5戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、2歳C2二（水沢ダート850m 小雪/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のハンモックをクビ差振り切って初勝利を挙げた。