カイ（2013年生、母ラベ）
Kai
2013.03.16
カイ（2013年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「埠頭、波止場（独）」。毛色は栗毛。種牡馬のキングカメハメハ（当時12歳）と交配したラベが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。主な勝ち鞍は2017年のニコニコプレミアムカップ5(一般C2一)。
経歴
デビュー前
橋口弘次郎厩舎（栗東）へ入厩。
2歳（2015年）
11月7日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
11月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。
12月20日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。
3歳（2016年）
1月23日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚が振るわず9着に終わった。
4月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に敗れた。
5月14日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小牧太騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。
6月4日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（5戦0勝）。17頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。
6月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（6戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが甘くなり、6着に終わった。
8月13日、中7週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた9戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小牧太騎手（7戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は一杯になって14着に敗れた。
10月19日、中9週で馬体重を前走から17kg戻して迎えた10戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、公益社団法人 栃木県畜産協会長賞（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。
11月21日、中4週で迎えた11戦目は、トパーズ特別（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。
12月12日、中2週で迎えた12戦目は、藤井勘一郎騎手を鞍上に迎えて、全国梅サミット開催記念（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。
4歳（2017年）
1月1日、中2週で迎えた13戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、ニコニコプレミアムカップ5（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグローリアスロウラを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。
1月30日、中3週で迎えた14戦目は、快適生活♪にのみやLife杯（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（1戦1勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。
3月1日、中3週で迎えた15戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、クラシックジュニアカップ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。
4月3日、中4週で迎えた16戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、若草特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に終わった。
4月25日、中2週で迎えた17戦目は、ノースポール特別（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。
5月31日、中4週で迎えた18戦目は、薄暑特別（浦和ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。
6月16日、中1週で迎えた19戦目は、大磯海水浴場特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で矢野貴之騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。
7月7日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で矢野貴之騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。