サツキスカイ（2019年生、母アイランドリリー）

サツキスカイ（2019年3月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のディープスカイ（当時14歳）と交配したアイランドリリーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は神島芳仁。主な勝ち鞍は2021年のスパーキングデビュー。

経歴

デビュー前

1歳のとき、神島芳仁から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、小野博郷によって209万円で落札された。

山崎裕也厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2021年）

8月30日、デビュー戦は桜井光輔騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は451kg。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のシンキングロマンスに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2022年）

2月1日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のジャニュアリーフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

3月1日、中3週で迎えた3戦目は、3歳戦のミストラル特別（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は桜井光輔騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

4月5日、中4週で迎えた4戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアルコバレーノ賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

5月5日、中3週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力のある伸びを見せたが、勝ったヴァネロペにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月17日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のメイフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳戦のムーンストーンフラワー賞（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

7月5日、中2週で迎えた8戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のルビーフラワー賞（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシンメカイヤーを驚異的な末脚でハナ差だけ差し切って2勝目を奪取した。

8月5日、中3週で迎えた9戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

11月10日、約3か月の休養明けで迎えた10戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた11戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、4着に終わった。

4歳（2023年）

1月4日、中2週で迎えた12戦目は、C1一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

1月30日、中3週で迎えた13戦目は、久遠賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

2月28日、中3週で迎えた14戦目は、小林捺花騎手を鞍上に迎えて、抜山蓋世賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るマリアルージュを半馬身差し切って3勝目を収める

4月5日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、勇気凛凛賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林捺花騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく9着に終わった。

7月15日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg戻して迎えた16戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの米沢特別（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

9月30日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

5歳（2024年）

3月11日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた18戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、これからも「遊びを、まん中に。」賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のブレイブゼウスを半馬身振り切って休み明け初戦をモノにした。

4月3日、中2週で迎えた19戦目は、勇気凛凛賞（川崎ダート900m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で中島良美騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた20戦目は、ハンデ戦の夏初月特別（浦和ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中島良美騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた21戦目は、紫電一閃賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で中島良美騎手（3戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

6月13日、中4週で迎えた22戦目は、電光石火賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中島良美騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月2日、中2週で迎えた23戦目は、風林火山賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で中島良美騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた24戦目は、奔逸絶塵賞（川崎ダート900m 雨/良）に出走。鞍上は小林捺花騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、クロッチにハナ差交わされて2着となった。

8月8日、中1週で迎えた25戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、快刀乱麻賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた26戦目は、山紫水明賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

10月7日、中4週で迎えた27戦目は、M.ミシェル騎手を鞍上に迎えて、恋するなぎさ灯台賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。