テイエムドルオー（2021年生、母ウインアイスバーグ）

テイエムドルオー（2021年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+父名より+王」。毛色は鹿毛。種牡馬のドレフォン（当時8歳）と交配したウインアイスバーグが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は宝寄山拓樹。主な勝ち鞍は2024年のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、アークフロンティアから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、竹園正継によって2,200万円で落札された。

木原一良厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月29日、デビュー戦は小沢大仁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

11月26日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

12月16日、中2週で迎えた3戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 小雨/重）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

3歳（2024年）

3月17日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

4月7日、中2週で迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた6戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた7戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のSAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウインパルファンに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったダンツパルスに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月7日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中山蓮王騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中山蓮王騎手（4戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のエイシンコラソンに1馬身1/4の差をつけて圧倒的支持に応えた。

8月3日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で中山蓮王騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。