エスプリジョリー（2005年生、母ミユキマツカゼ）

エスプリジョリー（2005年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時18歳）と交配したミユキマツカゼが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は小林嘉弘。戦績は、地方22戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年のファイナルナイト特別(一般C2三)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、小林嘉弘から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

澤佳宏厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2008年）

2月22日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

3月14日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛進したが、テラモキングにクビ差交わされて2着に惜敗した。

4月10日、中0週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈のスロトングスピリットでしぶとく粘り込んで、最後は2着のノムラダイオーウを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

5月13日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダンノスパイダーに交わされて5馬身差の2着となった。

6月2日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた8戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい12着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は的場文男騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた10戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るポナハロを次元の違う末脚で半馬身差し切って勝利を手中に収めた。

9月29日、中3週で迎えた13戦目は、3歳戦の御成特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎駿騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

10月30日、中3週で迎えた14戦目は、きりん座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で石崎駿騎手（4戦1勝）。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の闘争本能でゴールまで勇戦し、3着に入った。

11月14日、中1週で迎えた15戦目は、ファイナルナイト特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のブライトカラーズに2馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

12月4日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月29日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた17戦目は、グッドラック特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。0着に敗れた。

4歳（2009年）

1月22日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた18戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた19戦目は、一般C1三アイ（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で酒井忍騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1四五（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で酒井忍騎手（6戦1勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1五六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で酒井忍騎手（7戦1勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた22戦目は、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で酒井忍騎手（8戦1勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。