シャーロットラブ（2013年生、母アリマエンプレス）

シャーロットラブ（2013年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のフレンチデピュティ（当時21歳）と交配したアリマエンプレスが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、地方8戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年のスパーキングデビュー。

経歴

デビュー前

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2015年）

10月23日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るエメンタールベルンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月24日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦のひばり特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。

3歳（2016年）

3月2日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、牝馬限定3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

4月22日、中6週で迎えた4戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のひなげし特別（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

8月21日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の突風賞（川崎ダート900m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタイムオブレディーを次元の違う末脚で半馬身差し切って2勝目を獲得した。

9月13日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、3歳戦の秋風賞（川崎ダート900m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったタイムオブレディーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中2週で迎えた8戦目は、電撃賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鬼脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のデトロイトスターに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。