ジョーネンボー（2004年生、母パンドラロード）

ジョーネンボー（2004年1月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「常念坊。安曇野の常念岳に現れる雪形」。毛色は栗毛。種牡馬のスペシャルウィーク（当時9歳）と交配したパンドラロードが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、中央障害6戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2007年のオニキス賞。

経歴

デビュー前

当歳のとき、下河辺牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

柴田政人厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

5月13日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったマイネルプルートに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

5月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

7月2日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦のオニキス賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のアプローチアゲンに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月28日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小野次郎騎手（3戦1勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

11月24日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野次郎騎手（4戦1勝）。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず17着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で小野次郎騎手（5戦1勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

4歳（2008年）

5月11日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

6月21日、中5週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた8戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下の江差特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

7月26日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた10戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

8月23日、中3週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

9月21日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた12戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず14着に終わった。

5歳（2009年）

1月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに18kg増やして迎えた13戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

1月31日、中2週で迎えた14戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 雨）に出走。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。3着に入った。

7月12日、約5か月半の休養明けで迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

8月1日、中2週で迎えた16戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高野和馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月3日、中8週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 雨）に出走。鞍上は江田勇亮騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月7日、中4週で迎えた18戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で江田勇亮騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。