キクノキルシェ（1984年生、母テルノサンダー）

キクノキルシェ（1984年3月25日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のステイールハート（当時12歳）と交配したテルノサンダーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）高野牧場。戦績は、中央平地12戦1勝2着2回、地方5戦0勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

6月8日、デビュー戦は池田雄彦騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田雄彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田雄彦騎手（2戦0勝）。6頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず3着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田雄彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田雄彦騎手（4戦0勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず3着に終わった。

9月27日、中8週で迎えた6戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったカリブルーラに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

10月12日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島芝1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で北村卓士騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村卓士騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったエイシンポーリアを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

3歳（1987年）

5月2日、約6か月の休み明けで迎えた9戦目は、4歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村卓士騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で北村卓士騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

6月21日、中4週で迎えた11戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のリワードサンクスに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（札幌ダート1200m 曇/不良）に出走。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

12月1日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた13戦目は、酒井作男騎手を鞍上に迎えて、C1（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月11日、中0週で迎えた14戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井作男騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた15戦目は、榎本貴行騎手を鞍上に迎えて、C1ホ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（1988年）

1月7日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で榎本貴行騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1ヘ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は酒井作男騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。