コウヨウロイヤル（2008年生、母フォーティース）

コウヨウロイヤル（2008年2月17日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋王室の」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスフライト（当時11歳）と交配したフォーティースが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方12戦0勝。

経歴

デビュー前

武藤善則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

8月15日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は450kg。18頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

3歳（2011年）

1月10日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

3月6日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

4月26日、中6週で迎えた6戦目は、3歳戦のツインメイト特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松岡正海騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

8月13日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月20日、連闘で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎北斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月25日、中4週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎北斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったマイディアソングに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4歳（2012年）

2月13日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず13着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1七 C2三（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

4月20日、中3週で迎えた13戦目は、一般C1六 C2三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって12着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた15戦目は、こじし座特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた16戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五六（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場なく9着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた17戦目は、海王星特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、若干遅いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着を確保した。

5歳（2013年）

4月25日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた19戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。