スウォナーレ（2015年生、母サイキカンパツ）

スウォナーレ（2015年5月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「奏でる（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のフリオーソ（当時11歳）と交配したサイキカンパツが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡むかわ町、生産者はストロベリーフィールドファーム（株）。戦績は、中央平地2戦0勝、地方12戦3勝。2018年の園田クイーンセレクション(牝地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ストロベリーフィールドファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

坂本和也厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2017年）

5月31日、デビュー戦は大山真吾騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は436kg。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

9月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のイソノアズサに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月12日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた4戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の兵庫若駒賞（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

11月8日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1230m 曇/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた6戦目は、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は竹村達也騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

12月20日、連闘で迎えた8戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のボンホープに1馬身3/4の差をつけて2勝目を収める

3歳（2018年）

1月18日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の園田クイーンセレクション（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るミネオラチャンを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って制した。

2月24日、中4週で迎えた10戦目は、3歳オープンのマーガレットステークス（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（5戦2勝）。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳G2のフィリーズレビュー（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（6戦2勝）。18頭立ての18番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり17着に終わった。

3月29日、中2週で迎えた12戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（7戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大山真吾騎手（8戦2勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

5月17日、中4週で迎えた14戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞ののじぎく賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず11着に終わった。