エリモネイテヴ（1988年生、母シインギング）

エリモネイテヴ（1988年5月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のステイールハート（当時16歳）と交配したシインギングが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地10戦0勝、地方17戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1992年の一般C。

経歴

デビュー前

大久保光康厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

9月2日、デビュー戦は宮徹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は476kg。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮徹騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に終わった。

10月14日、中2週で迎えた3戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

3歳（1991年）

3月9日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位には届かず16着に敗れた。

4月21日、中3週で迎えた6戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。

5月12日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 小雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は内山正博騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

6月15日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に敗れた。

9月24日、中9週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた11戦目は、松島壽騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

10月21日、中3週で迎えた12戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

4歳（1992年）

2月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松島壽騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月3日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた14戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松島壽騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月9日、連闘で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松島壽騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のヤマサンクロスをアタマ差制して待望の初白星を挙げた。

4月13日、中4週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松島壽騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で松島壽騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松島壽騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田隆三騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月15日、連闘で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は松島壽騎手（7戦1勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松島壽騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松島壽騎手（9戦1勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアステリミズホから1馬身差の2着となった。

7月27日、中1週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松島壽騎手（10戦1勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で松島壽騎手（11戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月14日、中3週で迎えた25戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松島壽騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアテヨーノウイナーから5馬身差の2着に敗北した。

10月25日、中3週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松島壽騎手（13戦1勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。3着を確保した。