ミンナナカヨシ（2004年生、母ジョウノモンプチ）

ミンナナカヨシ（2004年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「皆仲良し」。毛色は鹿毛。種牡馬のスキャターザゴールド（当時7歳）と交配したジョウノモンプチが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は土田和男。戦績は、中央平地8戦0勝、地方10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳以上C1-6。

経歴

デビュー前

土田稔厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

2月4日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は526kg。14頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

3月11日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は小林淳一騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

4月1日、中2週で迎えた4戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

4月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

7月29日、約3か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小林淳一騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

8月11日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林淳一騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で大外15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。

9月9日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

10月20日、中5週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた9戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

12月8日、中6週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた11戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-9（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したリージェントレデーを捕まえ切れず、アタマ差の2着となった。

4歳（2008年）

1月3日、中2週で迎えた12戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた14戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のミラクルヘイローをハナ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

3月1日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉田順治騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

4月20日、中3週で迎えた17戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。