セイントクリーク（2000年生、母ビストロドゥパリ）

セイントクリーク（2000年5月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「聖なる小川」。毛色は鹿毛。種牡馬のパラダイスクリーク（当時11歳）と交配したビストロドゥパリが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は八田ファーム。戦績は、中央平地16戦0勝2着1回、地方22戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2003年の一般B16。

経歴

デビュー前

当歳のとき、八田ファームから「北海道10月市場サラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、八田ファームから「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、マギーファームによって472.5万円で落札された。2歳のとき、マギーファームから「プレミア2歳トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、熊田隆司によって756万円で落札された。

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

1月5日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/不良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

1月18日、中1週で迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。15頭立ての5番人気で16番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

3月30日、中2週で迎えた6戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4月20日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 小雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着を確保した。

6月7日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（中京芝2500m 曇/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（4戦0勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したマイネルラクープを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

6月21日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（5戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（6戦0勝）。17頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

7月27日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（7戦0勝）。17頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

8月10日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた14戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（8戦0勝）。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた15戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

10月17日、中5週で迎えた17戦目は、仙道光男騎手を鞍上に迎えて、一般B15 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月11日、中3週で迎えた18戦目は、一般B16（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた19戦目は、一般B16（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で仙道光男騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサンガッディスに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月30日、中4週で迎えた20戦目は、シクラメン特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で仙道光男騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4歳（2004年）

1月14日、中1週で迎えた21戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般B12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

2月4日、中2週で迎えた22戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は仙道光男騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に敗れた。

3月2日、中3週で迎えた23戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で仙道光男騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

3月22日、中2週で迎えた24戦目は、一般B12（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で仙道光男騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で仙道光男騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

4月27日、中2週で迎えた26戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で仙道光男騎手（8戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた27戦目は、一般B10（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で仙道光男騎手（9戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた28戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で仙道光男騎手（10戦1勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

6月22日、中2週で迎えた29戦目は、一般B5-8（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で仙道光男騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

7月12日、中2週で迎えた30戦目は、大日岳賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で仙道光男騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

5歳（2005年）

1月26日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた31戦目は、山崎真輝騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したロイヤルエスコートを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

2月10日、中1週で迎えた32戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎真輝騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた33戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎真輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

4月7日、中5週で迎えた34戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎真輝騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に終わった。

4月29日、中2週で迎えた35戦目は、一般C9（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎真輝騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

5月18日、中2週で迎えた36戦目は、一般C12（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で山崎真輝騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

6月1日、中1週で迎えた37戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた38戦目は、一般C11 13（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山崎真輝騎手（6戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。