ペイザージュ（2013年生、母ネガノ）

ペイザージュ（2013年4月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「風景（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のダイワメジャー（当時12歳）と交配したネガノが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

大久保龍志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

8月9日、デビュー戦は浜中俊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月12日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。17頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に敗れた。

11月8日、中3週で迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったサクレメジャーに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月22日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

3歳（2016年）

2月21日、中8週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岩田康誠騎手（3戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るワンハンドグルメを猛烈な末脚で3/4馬身差し切って未勝利戦を制した。

3月6日、中1週で迎えた7戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

5月8日、中8週で迎えた8戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた9戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳500万下（京都芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

7月31日、中9週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦1勝）。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では脚を伸ばせず17着に敗れた。

9月4日、中4週で迎えた11戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず8着に終わった。

10月23日、中6週で迎えた12戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2017年）

1月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の蒲郡特別（中京芝1200m 小雪/稍重）に出走。18頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

3月4日、中6週で迎えた14戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

5月14日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は小崎綾也騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。