シゲカツパワー（2007年生、母サンエムアヤカ）

シゲカツパワー（2007年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「勝が重なる＋力」。毛色は栗毛。種牡馬のムーンバラッド（当時8歳）と交配したサンエムアヤカが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害6戦0勝、地方36戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の一般C1二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

武田博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

6月13日、デビュー戦は中村将之騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。馬体重は434kg。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

7月10日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく11着に終わった。

4歳（2011年）

3月20日、約8か月の休み明けで迎えた4戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は中村将之騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月29日、中9週で迎えた5戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月3日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2900m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月18日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、南井大志騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

5歳（2012年）

1月22日、中4週で迎えた8戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた9戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。13着に終わった。

4月22日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から23kg増やして迎えた10戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

5月6日、中1週で馬体重を前走から13kg絞って迎えた11戦目は、東日本大震災復興支援（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったゴールドアシュレイに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月20日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2三（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったメイショウヘミングに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

6月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のヒミノリュウオウに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月19日、中1週で迎えた14戦目は、金沢城石川門特別（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月24日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1四（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀場裕充騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

8月7日、中1週で迎えた17戦目は、一般C1二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で堀場裕充騎手（7戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた18戦目は、八朔祭り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で堀場裕充騎手（8戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったフラココに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月18日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で堀場裕充騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るシルクバローロを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて2勝目を収める

10月2日、中1週で迎えた20戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、一般C1二（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のソレイユトウショウに5馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月16日、中1週で迎えた21戦目は、一般B4二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（10戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた22戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、九谷陶芸村まつり特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般B4二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

11月27日、中1週で迎えた24戦目は、新ひだか地区馬産地賞（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（12戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた25戦目は、木管アンサンブル特別（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったメイショウガザニアに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般B4二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（14戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったリズムディヴァインに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

6歳（2013年）

1月10日、中1週で迎えた27戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般B5（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた28戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

2月15日、中2週で迎えた29戦目は、一般B6（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

3月17日、中3週で迎えた30戦目は、一般B2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（15戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた31戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、サバ祭り特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた32戦目は、宇出津曳山祭特別（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた33戦目は、穴水大宮神社春季例祭特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（16戦2勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

5月21日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3二（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は葛山晃平騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた37戦目は、茅の輪くぐり特別（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた38戦目は、一般B3-2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

10月3日、約3か月の休養明けで迎えた39戦目は、武藤隆一騎手を鞍上に迎えて、きんもくせい賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

10月31日、中3週で迎えた40戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤隆一騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

11月19日、中2週で迎えた41戦目は、丹波焼特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武藤隆一騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた42戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武藤隆一騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた43戦目は、3歳以上C1（園田ダート1230m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で武藤隆一騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた44戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で武藤隆一騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

7歳（2014年）

1月23日、中2週で迎えた45戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。