ビックバンフェリー（2016年生、母ブルーミングガール）

ビックバンフェリー（2016年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時13歳）と交配したブルーミングガールが12歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。主な勝ち鞍は2019年の馬に乗りガッチリスポーツ!クレイン千葉杯。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

新井清重厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2018年）

9月4日、デビュー戦は高橋利幸騎手を鞍上に据えて、2歳戦のアマリネデビュー（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は432kg。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

12月13日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、2歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた3戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

3歳（2019年）

1月4日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた5戦目は、仲野光馬騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は實川純一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

8月10日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた7戦目は、3歳戦のダンディ坂野来場記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は仲野光馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

9月2日、中2週で迎えた8戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では賦性のガッツでゴールまで頑張り、3着を確保した。

9月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた10戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい7着に敗れた。

11月1日、中4週で迎えた11戦目は、福原杏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の馬に乗りガッチリスポーツ!クレイン千葉杯（船橋ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて先頭を奪い、最後は2着のグーテオヌールに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月21日、中2週で迎えた12戦目は、山口達弥騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のグラビティ賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。