プラティニ（1989年生、母Prairie Darling）

プラティニ（1989年2月19日）は、ドイツで生まれた競走馬、種牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のSurumu（当時15歳）と交配したPrairie Darlingが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外16戦9勝。1993年のミラノ大賞(伊・G1)に勝利した他、1992年のメルク・フィンク銀行賞(独・G1)を制するなど、G1級競走2勝を含む重賞5勝を挙げた。

経歴

3歳（1992年）

4月4日、M.リマー騎手を鞍上に据えて、9頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のWedding Ring Iに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月17日、3歳G2のメールミュルヘンスレネン（ドイツ・ケルン芝1600m）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でM.リマー騎手（1戦1勝）。8頭立てのレースに臨んだ。1着となった。

7月5日、3歳G1のドイチェスダービー（ドイツ・ハンブルク芝2400m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でM.リマー騎手（2戦2勝）。19頭立てのレースに臨んだ。4着に終わった。

7月26日、G1のメルク・フィンク銀行賞（ドイツ・デュッセルドルフ芝2400m）に出走。鞍上は4戦連続でM.リマー騎手（3戦2勝）。6頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のSnurgeをアタマ差制してG1ホースの仲間入りを果たした。

8月16日、鞍上は5戦連続でM.リマー騎手（4戦3勝）。9頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のBeytonに4馬身の差をつけて同レース2勝目を挙げた。

9月6日、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。鞍上は6戦連続でM.リマー騎手（5戦4勝）。5頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。最後は、勝ったMashaallahから1馬身1/4差の2着に敗れた。

9月27日、G1のエウロパ賞（ドイツ・ケルン芝2400m）に出走。鞍上は7戦連続でM.リマー騎手（6戦4勝）。4頭立てのレースに臨んだ。最後は、勝ったアップルツリーから1馬身3/4差の2着に敗れた。

4歳（1993年）

5月23日、鞍上は8戦連続でM.リマー騎手（7戦4勝）。11頭立てのレースに臨んだ。1着となった。

6月20日、G1のミラノ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。鞍上は9戦連続でM.リマー騎手（8戦5勝）。8頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のPetit Loupを短クビ差制して2つ目のG1タイトルをゲットした。

7月24日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は10戦連続でM.リマー騎手（9戦6勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月5日、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。鞍上は11戦連続でM.リマー騎手（10戦6勝）。7頭立ての4番ゲートからスタート。最後は、勝ったランドからクビ差の2着に惜敗した。

10月3日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は12戦連続でM.リマー騎手（11戦6勝）。23頭立ての14番人気で17番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月28日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続でM.リマー騎手（12戦6勝）。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。