コスタデルソル（2002年生、母エルソル）

コスタデルソル（2002年4月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「スペインのリゾート地名（太陽海岸の意）。母名の韻をふんで」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時15歳）と交配したエルソルが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は守矢牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害4戦0勝、地方10戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

ユニオンオーナーズクラブにて総額1,260万円（6.3万×200口）で一口馬主が募集された。

大江原哲厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

7月4日、デビュー戦は田嶋翔騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1700m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に敗れた。

7月25日、中2週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

8月22日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は田嶋翔騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

9月25日、中4週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

12月5日、中9週で迎えた5戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/不良）に出走。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3歳（2005年）

1月9日、中4週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月10日、約6か月の休養明けで迎えた7戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1800m 雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた8戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

4歳（2006年）

3月5日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた9戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月6日、中8週で迎えた10戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月17日、中5週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた11戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 晴/稍重）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高野和馬騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月22日、中4週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/稍重）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高野和馬騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

9月9日、中6週で迎えた13戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、JBCカウントダウン55（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず11着に敗れた。

9月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた15戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた16戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、リヴェール（盛岡ダート1600m 小雨/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般B3（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

12月2日、中3週で迎えた18戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず9着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた20戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般B3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

5歳（2007年）

1月8日、連闘で迎えた21戦目は、一般B3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は関本浩司騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したラージャラージャを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

1月13日、連闘で迎えた22戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。