ロングウイット（1988年生、母ロングロード）

Long Wit

1988.04.17

ロングウイット（1988年4月17日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のワツスルタツチ（当時5歳）と交配したロングロードが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）齊藤英牧場。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は1990年の3歳新馬(牝)。

経歴

デビュー前

上田三千夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1990年）

11月4日、デビュー戦は加用正騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は478kg。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加用正騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて、最後は2着のサハリンロマンに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

12月15日、中2週で迎えた3戦目は、3歳500万下の千両賞（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で加用正騎手（2戦1勝）。15頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、5着を確保した。