スポイルド（2018年生、母トリート）

Spoiled

2018.04.22

スポイルド（2018年4月22日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「甘やかされた」。毛色は鹿毛。種牡馬のExceed And Excel（当時18歳）と交配したトリートが15歳のときに産んだ仔が本馬である。

経歴

デビュー前

加藤征弘厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2021年）

1月23日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

3月20日、中7週で迎えた2戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

5月22日、中8週で迎えた3戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

7月6日、中5週で迎えた4戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず4着に敗れた。

7月13日、連闘で迎えた5戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C1三（盛岡ダート1400m 雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、ゲツレンカに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月17日、中4週で迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた8戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

9月20日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2四（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったルミナスアローに詰め切れず、1馬身差の2着となった。

9月28日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた11戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

10月19日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

10月25日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

11月1日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、ゴルトメーネに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

11月8日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、勝ったクレイジーエックスに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

11月23日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は陶文峰騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

デビュー前

伊藤和忍厩舎（岩手）へ入厩。

11月30日、デビュー戦は陶文峰騎手を鞍上に据えて、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての7番ゲートからスタート。出走取消となった。

12月7日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は減速してしまい5着に敗れた。

2021年12月19日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。