ノースアリュール（2014年生、母ビッグトワイニング）

ノースアリュール（2014年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「北の魅惑」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時15歳）と交配したビッグトワイニングが14歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）スマイルファーム。戦績は、中央平地1戦0勝、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2017年のアメジストフラワー賞。

経歴

デビュー前

清水英克厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2016年）

12月25日、デビュー戦は嘉藤貴行騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は494kg。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

3歳（2017年）

2月1日、中4週で迎えた2戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジストフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のシュエットヌーベルに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月4日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、ジュライスター賞（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。

8月23日、中6週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた4戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、藻川特別（園田ダート1400m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

4歳（2018年）

2月27日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、フェブラリースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（1戦1勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。