サノノブレイダー（2021年生、母ファニーゴールド）

サノノブレイダー（2021年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+ローラーブレードをする人」。毛色は芦毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時18歳）と交配したファニーゴールドが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はハクツ牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハクツ牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

蛯名利弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月5日、デビュー戦は秋山稔樹騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は450kg。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた2戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月2日、中1週で迎えた3戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

10月22日、中6週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/重）に出走。鞍上は秋山稔樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山稔樹騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

2023年11月8日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

12月9日、中4週で迎えた6戦目は、木村直輝騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

3歳（2024年）

1月16日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村直輝騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったトルタカプレーゼに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

1月30日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村直輝騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

2月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で木村直輝騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で木村直輝騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

3月10日、中1週で迎えた12戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は木村直輝騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村直輝騎手（7戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村直輝騎手（8戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のカノンウッドテールに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月12日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（高知ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村直輝騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に敗れた。