ベニアミーノ（2006年生、母エンゼルカロ）

Beniamino

2006.04.10

ベニアミーノ（2006年4月10日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「秘蔵っ子（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のムーンバラッド（当時7歳）と交配したエンゼルカロが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方2戦2勝。主な勝ち鞍は2009年の3歳。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

8月16日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。馬体重は486kg。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

9月19日、中4週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず9着に終わった。

10月23日、中4週で迎えた3戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて、最後は2着のスリーチャームを半馬身振り切って初白星を挙げた。

11月4日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、一般C23（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のサンマルリーフに5馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。