スナーククラウン（2009年生、母テレサザティーチャ）

スナーククラウン（2009年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋王冠」。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時10歳）と交配したテレサザティーチャが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地18戦1勝2着1回、地方7戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、杉本仙次郎によって1,470万円で落札された。

藤岡範士厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

8月21日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り雨/良）に出走。馬体重は456kg。17頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、6着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したブライティアトップを差し切れず、1馬身半差の2着となった。

10月29日、中2週で迎えた4戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に敗れた。

11月20日、中2週で迎えた5戦目は、C.スミヨン騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/重）に出走。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月17日、中3週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は川須栄彦騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3歳（2012年）

11月15日、約11か月の休養明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた7戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2四（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

12月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、勝ったマイネルシャテールに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2013年）

1月9日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

2月6日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で木村健騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るクリールハヤテを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月13日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村健騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のガラアフェアーに2馬身の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

4月28日、中6週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた14戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい8着に敗れた。

9月15日、約4か月半の休み明けで迎えた15戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1600m 外回り雨/重）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた16戦目は、原田敬伍騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

12月1日、中5週で迎えた18戦目は、菅原隆一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

12月8日、連闘で迎えた19戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原隆一騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のキングスクルーザーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（2014年）

5月17日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた21戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都芝2000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた22戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の花のみち特別（阪神芝2200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

7月19日、中4週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下のインディアトロフィー（中京ダート1900m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

9月13日、中7週で迎えた24戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の妙高特別（新潟ダート1800m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

6歳（2015年）

3月21日、約6か月半の休み明けで迎えた25戦目は、三津谷隼人騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の伊勢特別（中京ダート1900m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。