オーミフェニックス（2010年生、母オーミセシル）

オーミフェニックス（2010年3月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋不死鳥」。毛色は栗毛。種牡馬のキングヘイロー（当時15歳）と交配したオーミセシルが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松木加代。戦績は、地方38戦3勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

佐々木忠昭厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2013年）

1月21日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、3歳戦の騎初賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は444kg。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

2月19日、中3週で迎えた2戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り雪/重）に出走。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では稲妻のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のテクニカルプライドに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

4月25日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦1勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

5月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦1勝）。14頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月5日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた10戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

7月28日、中2週で迎えた11戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の玉山区夏まつりレース（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

8月15日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた12戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、3歳B2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

8月26日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた13戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、ハナキリンレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた14戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般B2十一（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた15戦目は、一般B2九（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般B2十（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2十（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた18戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

11月25日、中2週で迎えた19戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一本杉清水レース（水沢ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた20戦目は、一般C1三（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で南郷家全騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

4歳（2014年）

1月13日、中2週で迎えた21戦目は、馬の里相馬レース（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で南郷家全騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

3月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた22戦目は、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月5日、連闘で迎えた23戦目は、JBCイヤー岩手競馬スタート!（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4月12日、連闘で迎えた24戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず4着に敗れた。

4月19日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2十八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（3戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のクレイジータイガーを3/4馬身振り切って制した。

4月26日、連闘で迎えた26戦目は、ヒナザクラレース（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2十六（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

5月10日、連闘で馬体重を前走から15kg減らして迎えた28戦目は、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（6戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

5月17日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2十七（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（7戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で斎藤雄一騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

5月31日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で斎藤雄一騎手（9戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

6月7日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で斎藤雄一騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

6月14日、連闘で迎えた33戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で斎藤雄一騎手（11戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のクリノローツェに3馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

6月23日、連闘で迎えた34戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は関本淳騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月5日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は斎藤雄一騎手（12戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（13戦2勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた37戦目は、一般C2八（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（14戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

8月13日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（15戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に終わった。