タイセイミッション（2021年生、母パクスアジアーナ）

タイセイミッション（2021年2月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+使命、任務」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキタサンブラック（当時9歳）と交配したパクスアジアーナが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽牧場。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、天羽牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、田中成奉によって2,860万円で落札された。

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2024年）

2月3日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は516kg。16頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に敗れた。

3月16日、中2週で迎えた3戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のアンドゥーラに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月5日、中6週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

6月22日、中6週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に敗れた。

8月11日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るタクシンイメルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

9月3日、中2週で迎えた7戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、3歳Jpn2の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。

11月10日、中9週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた8戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの福島放送賞（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に敗れた。