サヴァニャン（2018年生、母サマーハ）

Savagnin

2018.03.11

サヴァニャン（2018年3月11日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「フランス、ジュラ地方の白ブドウの品種」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のディープインパクト（当時16歳）と交配したサマーハが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、金子真人ホールディングスによって2億2,680万円で落札された。

藤原英昭厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

9月21日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。

10月24日、中4週で迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1800m 外回り 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

3歳（2021年）

1月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

3月14日、中8週で迎えた4戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/重）に出走。15頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

5月23日、中9週で迎えた5戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

7月3日、中5週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。18頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

8月15日、中5週で迎えた7戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦0勝）。17頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

2021年9月10日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。