シャコージャパン（1996年生、母アスペルーラ）

シャコージャパン（1996年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシンボリルドルフ（当時15歳）と交配したアスペルーラが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は若山淳一。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方4戦1勝。1999年の馬王賞に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1998年）

7月18日、デビュー戦は郷原洋司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（札幌芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

3歳（1999年）

11月7日、約15か月の休養明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた3戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた4戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの馬王賞（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアントルシャに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

12月8日、中1週で迎えた5戦目は、師走特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（2000年）

2月7日、中8週で馬体重を前走から22kg増やして迎えた6戦目は、立春特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

9月2日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた8戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の美唄特別（札幌ダート1700m 雨/不良）に出走。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。

9月9日、連闘で迎えた9戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアンプルカットに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は郷原洋司騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた11戦目は、マルチカップ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷原洋司騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。