ベストリッジライン（2010年生、母シンプルザベスト）

ベストリッジライン（2010年3月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「最高＋山の峰と峰を結んで続く線」。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時18歳）と交配したシンプルザベストが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方8戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の一般C2六。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,800万円（4.5万×400口）で一口馬主が募集された。

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

7月14日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。馬体重は512kg。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に敗れた。

8月25日、中5週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/稍重）に出走。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ伸び切れず13着に終わった。

9月15日、中2週で迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた4戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、ヤマニントルシュに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

11月16日、中1週で迎えた7戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、抜け出したサイドリアルにクビ差届かず2着となった。

12月7日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るグッドフューチャーを上がり2位の末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

12月21日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったスマートマリンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4歳（2014年）

1月15日、中3週で迎えた11戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。