ロッカフェスタ（2012年生、母ルンバロッカ）

ロッカフェスタ（2012年3月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名の一部＋賑やかな祭り（伊）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時14歳）と交配したルンバロッカが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地10戦4勝。主な勝ち鞍は2016年の3歳以上1000万下。

経歴

デビュー前

社台サラブレッドクラブにて総額4,000万円（100万×40口）で一口馬主が募集された。

田村康仁厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

2月22日、デビュー戦はF.ベリー騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るモアザンソニックを自慢の末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月2日、約5か月半の休養明けで迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアドマイヤピンクを3/4馬身振り切って休み明け初戦をモノにした。

9月21日、中6週で迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のセントライト記念（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に敗れた。

11月1日、中5週で迎えた4戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の精進湖特別（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦1勝）。17頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

4歳（2016年）

2月20日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京芝2000m 雨/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

3月12日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上1000万下の館山特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月7日、約5か月の休養明けで迎えた7戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の月岡温泉特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のフィビュラに1馬身1/4の差をつけて休養明けの一戦をモノにした。

9月3日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上1000万下の弥彦特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

10月29日、中7週で迎えた9戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の魚沼特別（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。18頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では出色の末脚を披露したが、3着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（東京芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のオンタケハートをクビ差振り切って4勝目を手に入れた。