セフティークルーズ（1992年生、母アーニーローリー）

セフティークルーズ（1992年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロードザキヤノンズ（当時12歳）と交配したアーニーローリーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）向別牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方6戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年のシクラメン特別(A1)。

経歴

デビュー前

上田三千夫厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

1月28日、デビュー戦は宮徹騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた3戦目は、4歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮徹騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

6月10日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた5戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

7月15日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で藤井正輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に終わった。

7月30日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で藤井正輝騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

10月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、4歳B2（三条ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のレディロータリーに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳B（三条ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビッグサンダーに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月25日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦のシクラメン特別（新潟(地)ダート1700m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のグランドウェザーに4馬身の差をつけて3勝目を獲得した。

12月11日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の青山記念（新潟(地)ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4歳（1996年）

8月16日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、一般B2イ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山田信大騎手（4戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月11日、中7週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、一般B2ロ（三条ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山田信大騎手（5戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキッポーバロンから4馬身差の2着に敗北した。